Archive | 7月 2020

7/26(日)

おはようございます。お日様が出ました!
お洗濯物をバルコニーに広げました!今日も自宅<おこもり>です。急な雨でもすぐに取り込めます。

4連休最終日・・・出かける人が多いんじゃない。「近場ならいいんじゃないかと思って」っててインタビューに答える人が多いものね。
新宿も渋谷も池袋も銀座も人が多いんだろうな・・・。昨日の<目白>はいつもと変わらない。落ち着きと上品さだけ。
お寺のある新宿は<榎木町>も<陸の孤島>だから普段通りに静かでした。

月に2回行く小さな<八百屋さん>・・・若者が営んでいる。品物が良い。そして安価だ。
いつも素敵なお花を作ってくれる<お花屋さん>に6年半、この八百屋さんのフルーツを持参している。
3000円は下らないお花を2000円で作ってくれる。この価格は「変えませんから」と若旦那が言う。ありがたい。
だからフルーツを届けている。昨日は<スイカ>。

「甘い?」「はい。甘いです」「ホント?」「本当です」・・・若者との会話はいつも同じ。
「お墓参りの後にまた来るから」「絶対?」「必ず」・・・これも同じ。

<スイカ>と<天狗の枝豆>を買った。<天狗>はマーケットで500円以上。デパートでは700円は下らない。それが400円で買える。
良心的なお店なのだ。母の設えに<お上げ>してから食べた。<スイカ>甘い・・・<枝豆>・・・やっぱり<天狗>!
今朝も<スイカ>。美味しい!<おやつ>もスイカ。楽しみ!

そうそう、<プリンスホテル>が<東京人>に向けてホテルでのお食事20%OFFを始めた。
私 <コロナ>で<おひとり様フレンチ>に行けないでいる。都内では考えていないから・・・<箱根神社>にご朱印を頂きに行って<山のホテル>で頂こうと計画していた。神奈川県は「東京人 カモン かもん!」だけれど・・・高速バスで行くのが<目的地>にドンピシャなのね・・・でも<高速バス>にはまだ乗りたくない。
そこに、プリンスの情報。利用してみようと考えている。どこのプリンスか・・・私を知る<あなた>はわかるはず。
<品川><サンシャイン>ではない。<秘書>時代によく接待で使った。<おデート>でも・・・<懐かしむ時>を過ごす<お歳頃>になった。

このお話をした<お友達>が「康子さん それ 行きましょう!」と言った。私は嘘や社交辞令が言えない。正直に「誰かとお食事をすることは今はしない」と返した。
ホントにハッキリとしている・・・私は嫌な奴だ。ごめんね。

そろそろ、お昼・・・キッチンに立ちます。何を作ろう・・・。

では、明日からのお仕事頑張ってください。私も明日からは<動き>ます!
Diaryを開いてくださり、心から<ありがとう>ございます。

ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月26日.

7/25(土)

こんばんは。不安定な空模様の一日でしたね。蒸し暑かったです。

私は雨に降られることなく、母のお墓参りに行ってきました。お寺で<蝉>の声を聞きました。
月命日は昨日・・・一日ずらしたのは、母に伝えたいことがあったから。

7月25日 今日 サロン20周年を迎えました!このことを伝えたかったから。

「ねぇ 生きていたら、お母様は私に何て声をかけてくれたかしらね」て尋ねてみたけれど・・・答えてはくれないのよ。
「ねぇ なんか言ってよ」って問おても返事はないの。寂しいわよ。私が泣いた。自分で言うしかないのよ。

「ヤコちゃん まぁ 20年 よく頑張りましたね。 ってきっと言ってくれるわね」って。

母は毎年<一筆箋>に達筆な毛筆で「康子様 一年よく頑張りました・・・母より」って認めてくれていた。
いつの頃からか「あなたは、大人になりましたね。色んなことがよく分かる人になりました」って添えられるようになった。
嬉しかった。なのにね・・・6年前から・・・なくなっちゃったの。切ない・・・哀しい。泣けてくる。

いけない いけない。泣いちゃダメ。

こうして 20年 続けてこられたましたのは、お客様のおかげでございます。心から感謝しております。ありがとうございます。
初心を忘れることなく、誠実に真面目にこれからも努めて参ります。今後とも、どうぞ末永く宜しくお願い申し上げます。

私を忘れないでくださり ありがとうございます。
私を好きでいてくださり ありがとうございます。    心から 心から 感謝しております。

お電話を頂き、LINEを頂き、ありがとうございました。とてもとても嬉しい想いでおります。

This entry was posted on 2020年7月25日.

7/24(金)

こんばんは。まだまだ明るい夕刻です。
どんな一日を過ごされましたか?
ニュースを見ていると、遊びに出かける人がいるのね・・・自己判断だから仕方がないわね。私は一歩も自宅を出ていない。

今月はまだ<ご朱印>を頂きに行っていないから、神社を検索した。<東京神社庁>で検索すると各区にある神社を知ることができる。<千代田区>で検索・・・麹町。立派なお社を見つけた。こちらに決まり!
平成29年1月から始めた<ご朱印>も3年と半年・・・毎月、ひとつのご朱印を頂くと決めて始めたことだ。
<ご朱印帳>もあと二箇所で一杯となる。いま四十四箇所。よく続いていると思う。これからも続く・・・。

誰かがテレビで言っていた。死んでね・・・天国行になるか、地獄行になるか・・・て時に「ご朱印を頂いていました」って言うと天国に行けるんだって。
「へ~」って感じ。都内ど真ん中の神社には驚かされる。こんなにも静かで、広い敷地で、緑あふれる場所があるんだって。私 知らなかった って。
一期一会の出会いもあったりで、面白い。

<コロナ禍>だけれど、自分で<これは譲れない>と思うことはやる。
<ひとりで動く><人とは喋らない><飲み食い>をしない。<地下鉄はガラ空きの時間に乗る>。
平日の<ここ>には、多分 人はいない。

では、お夕食の準備にかかります。

ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月24日.

7/23(木)

おはようございます。梅雨空の朝です。
お元気ですか?巷は4連休初日ですが・・・またまた東京は「この4連休は外出をお控え頂きたい」令が出ました。
私はこの<令>に素直に従い・・・お客様には、ご予約日時のご変更をお願いしました。私は自宅<おこもり>の4日間です。
が、母の<月命日>があるので、お墓参りには行きます。<不要不急>・・・私には<外せない>ことですから。

今朝も5時半には起床です。梅雨明け間近となり・・・税理士先生と弁護士先生に<暑中お見舞い>をお届けする準備・・・<お手紙>を書きました。
<その人>を想いながら、品を用意し、Cardを用意し、文面を綴る。楽しい時間です。2時間かかった。それでも時刻は8時・・・時間とはホントにありがたいです。
で、Diaryの更新をしています。これから、雨が激しくなる前にマーケットにお買い物に行ってきます。見事に冷蔵庫が空っぽ・・・全てを使い切りました。

あっ <名刺>を新調しました。ネットで調べて<安価>なお店を<眠らない街>で見つけて。
雑居ビルの2階・・・「ゲッ この階段上がるの?」と一瞬 不安になった。「エ~イ 上がってしまえ。死にはしない」「ゲッ このドア開けるの?」「大丈夫 大丈夫。エ~イ 開けてしまえ」。可愛いLadyが迎えてくれた。ホッ。要望を伝えて2時間後に<見本>を見に行った。
私のこれまでの名刺は<インク>が<黒>ではなく黒に近い<グレー>だ。<べビーピンク>の台紙には<黒>は強いからだ・・・このことは<銀座 伊東屋>さんが教えてくれたこと。私はこのことを・・・「インクはグレーで」とは彼女には伝えなかった。安価ではその要求はできないと思ったからだ。
<見本>を出しながら彼女が言った。「インクは黒より70%淡いグレーでお作りしました」と。私は嫌な奴だ・・・「グレーだとよくわかりましたね。さすがプロですね」と言っちゃった。その上「70%を80%に変えられますか?」とも。「できます」と言う。
なにももう要求することはない。「ありがとう。では、これで仕上げてください」とお店を出た。来週の火曜日に取りに行く。
<伊東屋>とは何が違うか・・・<紙質>が違う。あと値段。<5分の一>で出来ちゃうのね。それも<両面>印刷で。良いお買い物ができました。

この4日は<スッピン>でお肌を休めます。雨模様なので紫外線なし!<お手入れ>も済んでいるから良いタイミングです。
では、<エコバック>を振り回しながらお買い物に行って来ます。

今週も無事に〆ることができます。ご来店を頂き、楽しい時間を頂き<ありがとう>ございます。
また、日時変更をお願いさせて頂きご不便をおかけしましたお客様には申し訳ない思いでおります。ごめんなさい。

Diaryを開いてくださる方々にも心からの<ありがとう>を贈ります。とても嬉しいです!

では、御身大切に、それなりの休日をお過ごしください。ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月23日.

7/19(日)

こんばんは。お仕事終わりの夕刻ですが、久しぶりの<お日さま>で明るい空です。
お元気ですか?休日如何お過ごしですか?私は変わりなく元気でおります。

今週も無事に〆ることができます。お客様はじめ全てのことに心から心から感謝しております。
ありがとうございます。今週はお仕事とプライベートとよく動きました。

東京は<お盆>でしたね。<入り>には雨のなか母を迎えにお寺に行きました。
<送り火>までの間・・・お客様の<銀座料亭女将>の元にお化粧品を届けた帰り、21日の<丑の日>を待たず<鰻>を頂きました。
<神楽坂>にするか<銀座>にするか<神田>にするか迷いに迷い・・・今年も子供の頃から家族で行っていた<老舗>にしました。
席に通されてから35分。この待ち時間が今年は<ちら見>時間となり楽しいものでした。

お隣のおとなりの席に<中村七之助さん>がいたから。Ladyと二人・・・お顔立ちがそっくりだったから、多分<いとこ>とみた。
昔のDiaryに綴ったことがある。家族で夏休みを<ホテルオークラ>で過ごした時、プールで子供だった<中村兄弟>と遊んだ。
<兄弟のお母様>はお着物を着るから陽に当たれなかったのね・・・日影で兄弟を見守ってた。小さい二人は<子供用プール>にいた。
大きなプールで泳ぎたいだろうなって。大学4年間、小学校の<夏休み水泳教室>で<先生>をしていた私は二人誘った。お母様には「大丈夫です」って言ってね。
ひとしきり泳がせて「バイバイ」って・・・お母様は「ありがとうございました」と。そして私の母は「中村勘九郎さんの奥様よ」って。
そんなの知らない私。今や<兄弟>は立派な歌舞伎役者になった。
鰻を頂きながら「立派になられて」と私の心が何度も言った。<お一人様>の<鰻>時間はとてもHappyなものでした!

さすが <伊勢丹>の巻き。

下界?に来ている母の写真に「ねぇ 伊勢丹 に行こう。銀座も日本橋も良いけれど・・・比じゃないから。良い品が一杯で楽しいわよ」と声をかけた。
<お洋服>も<お靴>も<ブランド品>も見ない。<地下食>にも行かない。私は<リビング用品>階にしか行かない。
高価な良い品ばかりが置いてある。心が豊かになる場所だ。<レストラン>階に行くこともなかった。
なのに・・・この日は<レストラン>階を見てみるかと行ってみた。そのフロアーには<和装小物>もあった。<お扇子>が目に入った。
ガラスケースのなかには<白檀のお扇子>が3本。お値段10万円以上。私の<脳>が「あった!」と叫んだ。
<白檀のお扇子>が10万円を下らない品になってしまったことは知っていた。<白檀>が貴重品になったからだ。どこのデパートに行っても「白檀は高級品ですので、お取扱いがございません」と言われてきた。店員さんが「お出ししましょうか?」と言った。私は「白檀は持っています。修理・・・お直しはできませんか?」と聞いていた。「少々 お待ちくださいませ」と奥から売り場責任者の女性がやって来た。「お直しでございますか?」「はい。伊勢丹で頂いた品ではありません。白檀の2枚が破損しています。母から25年も前に贈られた品です。今となっては母の形見です。使いたいのに使えない・・・お直ししてくれるところが分からない」と伝える私は泣いていた。女性も涙目になっていた。「お直し致します」「でも、こちらで頂いた品ではありませんよ」「大丈夫です。させて頂きます」「ホントに?」「本当です」。
「他のお客様にもいらっしゃいます。お母様から譲り受けたけれどお直ししたいとお持ちになります。伊勢丹のお求めでなくても致します」と言う。
この心意気にね・・・涙がね・・・<マスク>しててよかった。「こちらの品のように上等じゃないかもしれません」「いえ きっと良いお品物です」。

また行かないと 伊勢丹。<コロナ感染者>が出たとニュースになった。そんなことは私にはどうでも良い。
母の形見が蘇る。ありがたい。本当にありがたい。私、<白檀のお扇子>のお話もDiaryに綴っているはず。「それなりのお扇子を持つより、<白檀>を1本持っていた方が良いですよ」って。25年前は3万~5万円だったのよ。でも今は10万円でも買えないし、品物がない。<ママゴン>はやっぱり凄いなって思う。

お盆の数日・・・母にまつわるHappyが私に舞い降りた。バカだと思われても構わない・・・母は私の側にいる。間違いない。
<送り火> 「お母様 まっ ひとまず この牛に乗ってお帰りください。形ばかりね。すぐ戻って来てくれるものね。明日も一緒!」。

Diarを開いてくださり、心から<ありがとう>ございます。とても嬉しいです!
明日からのお仕事頑張ってください。ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月19日.

7/12(日)

おはようございます。梅雨の晴れ間・・・今年は梅雨らしく雨が多い陽気ですね。
お元気ですか?私は変わりなく元気です!

今日は<お客様0人>で、定休日同様に自宅<おこもり>で過ごします。
私が<遅寝早起き>なことはDiaryに綴っていますが・・・<コロナ>以降、4月からは早起きに拍車がかかり<5時半>起床です!
今朝も然りです。自分が決めたルーティーンを熟すのが早い私は時計を見ては「まだ6時」「まだ8時」「時間はいっぱいある!」とワクワクします。

あっ <ステンレスのお鍋> 磨きも完了しました。ピカピカで気分が上がっています。
<フライパン>も新調したので、ストレスなくキッチンに立っています。

<ひと玉 100円 の<キャベツ>は買うべきではないとを学んだ>の巻き。

いつもとは違うマーケットに行ってみた。<キャベツ 100円>・・・Ladyは買い物に出ると「せっかく来たんだから」と<何かを買おう><何かを買わなくっちゃ>と考える習性があるみたいだ。「お安くない?」と思った私は冷蔵庫のキャベツの残量を思いだして買った。
<安物買いの銭失い><品質は値段に比例する>ことを百も承知しているのに・・・100円に血迷った。
この<キャベツ> 葉が硬いの。咀嚼できないくらいに<剛葉>。<生>でなんて食べられない。
じゃあ <炒めて>みるか・・・やっぱり硬い。じゃあ <お味噌汁>に使ってみるか・・・しんなり しない。パッキ~ンていう存在感。
「可愛くない!」とキャベツに言う。でも、捨てられない。農家の人は<捨てられるために育てたんじゃない>と思うとね。

5時半に起きた私は<葉>を3枚、レンジでチンしてみた。ロールキャベツを作る一番目の工程だ。
<剛葉>は観念した。可愛い位に しんなり とだらしない。残りの<剛葉>を綺麗に剥いでレンジにかけ<芯>をダストBOXへ。
<豚ひき肉>がないことに気づいた。マーケットオープンまで待っていられない。<ソーセージ>がある。
家庭料理の良いところは<なんでもあり>ということだ。代用できるものがあれば良い。工夫すれば良いのだ。

<肉>がメインではない。硬いかたい<キャベツ>をなんとしても使い切ることがミッションだ。
一本のソーセージを芯にして何重にもキャベツを巻いた。チキンスープベースでコトコトと煮る。
いまね・・・寝かしてある。冷めていくなかで味が染みるから。お昼に頂こうと思う。メインは<キャベツの葉っぱ>・・・ガックシ。

明日はちゃんとした<キャベツ>を買おう。

いま10時半。起床から5時間経っても10時半。ベットに入るまで14時間もある。次は・・・<書く>。
で、21時からは<半沢直樹>を見る。「10倍返しだ!」。ふふふ・・・私は<書く>。

今週も無事に〆ることができました。お客様には心から感謝しております。ありがとうございます。
そして、Diaryを開いてくださる皆さんにも心から<ありがとう>ございます。

楽しい休日をお過ごしください。ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月12日.

7/5(日)

こんばんは。幻想的なオレンジ色の大きなお月様が見えます。
休日の夜 如何お過ごしですか?お出かけしましたか?

今週も無事に〆ることができました。お客様はじめ全てのことに心から感謝しております。
ありがとうございます。
Diaryを開いてくださる皆さんにも心からの<ありがとう>ございますを贈らせて頂きます。

定休日・・・<原宿>に行った。郊外にしかなかった<IKEA>が原宿にオープンしたから。
どんな品物が置かれ、価格帯はどうなんだろう・・・と興味があったから。
原宿店は<20代の女の子の一人暮らし>がテーマらしい。50代の私はお呼びではない。
6畳はないスペースに<一人暮らし>に必要な品が置かれていて、トータル4万円を切っていた。確かに安い。

若い女の子達が「これ マジかわいくない?」と話す。<おばさん>の私の脳が「女の子の20代は親元にいるべき」と言いった。
「安物買いの銭失い・・・になりなさんな」と言った。郊外店の大きさは知らない。原宿店は小さい。
ものの数分でお店を後にした。行かなければ良かったとは思わない。

「IKEA 知ってる。行ったことがある」と言えるようになった。「<ニトリ>行ったことがある」と言えると同じに。
平日の午前中の<神宮前>の<ニトリ>は貸切状態。キッチン用品が充実している。こんな情報はいらないわね。

明日は自宅で過ごす。やりたいことがある。<マスク>作りではない。
<ステンレスのお鍋> 9コ をピカピカに磨き上げることが私の<ブーム>になっている。あと2つ・・・頑張る。

では、明日からのお仕事 頑張ってください。ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月5日.

7/4(土)

こんばんは。夕焼けがきれいでした・・・週末如何お過ごしですか?
お元気ですか?私は変わりなく元気です。

皆さんは涼のとれる<夏用のマスク>を買いましたか?
私は銀座のお隣<新富町>の老舗 足袋店に出かけ<夏用>を試しに一枚買ってみました。お値段 800円也。
涼しげな絵柄を選びました。が・・・<ガーゼ>なので涼しくないの。
お客様のなかには<お手製マスク>をされている方も・・・私は<お針仕事>(ボタン付け・すそ上げなど)は苦ではなく、割と好きな方。
でも、<ミシン>を持っていない。持っていても<かけ>られない。母が「手でも縫ったら危ない」と触らせなかったから。
家庭科の宿題は母任せ。授業は足で踏まずに手動・・・先生は叱らない。手動で時間はかかっても出来れば良いのだ。

<お手製マスク>は私には無理だと思ってた。そんななかテレビで<落語家の林家泰平さん>がミシンでマスクを作る様を見た。
彼はお父様が<テーラー>を経営されていたので、子供の頃からミシンが身近にあり、スイスイとミシンをかける。
大人用・子供用400枚を作り、寄付したとも言っていた。<生地>は<手ぬぐい>。

落語家は新年に始まり、何かの折には名入れの<手ぬぐい>を持ち、挨拶に回る。売るほどある<手ぬぐい>を役立たせた。
彼 曰はく「手ぬぐいは、目の詰まった折物なので、マスクに適していると思う」。私の脳が言った。
「化繊じゃない。綿だ・・・手ぬぐいは made in Japanだ」と。テレビをそっちのけ・・・私は早かった。
<手ぬぐい>のストック引き出しを開けた。あるはあるは・・・かかっている<お熨斗>を引きちぎり?!柄を見る。
<銀座> 銀座 銀座 が染め抜かれたものばかりだ。そりゃそうだ・・・引きちぎった<お熨斗>は<お祭り><盆踊り><お年賀>。
銀座一丁目町会からのものだからだ。ここからの私は凄まじく早かった。

「ミシンがなくても、私はできる。絶対にやってやる!」とアイロンを温め、ソーイングBOXを広げた。
目測で躊躇なく<手ぬぐい>に<裁ちばさみ>を入れた。全て手縫いで・・・40分。第一号が完成した。
足りない・・・マスク用の<ゴム>がない。こういう時の私は凄い。眠らない街にある大手<手芸用品店>まで10分あれば行ける。行った。
30分で帰り、<ゴム>を通した。我ながら、どこにこの集中力があるのか不思議だ。で、もって絵柄違いで3枚を仕上げた。
達成感!「でぇ~きぃ ちゃったぁ~」「パーフェクト!」と自画自賛!速攻でLINEで写真を送る。褒めて貰いたいじゃない?

褒められた。<粋>だと言われた。皆、心得ている・・・私の欲しい言葉をくれた。
私のコンセプトは<可愛い><綺麗>ではなかった<粋>だった。皆が一緒の<あのマスク>が嫌だった。でも仕方がないから・・・してた。
もう<個性>を出して良いと思った。<銀座の名入れ>のマスクはない。私だけのものだ。

亡き母に心から感謝している。「ヤコちゃん 手ぬぐいは用途がなさそうにみえるけれど、あると便利なものよ」と嫁に行く時に持たせてくれた。
私には<用途>が見いだせなかった。貯まっていくだけだった。陽の目を見させてあげられた。母の教えはやっぱり正しい。

<日本製>で<綿>・・・お肌の<ザラツキ>とは<おさらば>できる。<ゴム>は<何処製>かわからない。
<ゴム>がお肌に触れないよう<マスクの場面>は大きい。小顔効果だと思えばいい。制作費・・・<ゴム>代 198円也。凄くない?

おかげ様で<蒸れ>ません。暑くもありません。頑張った・・・私。また 作る。

ごきげんよう。

This entry was posted on 2020年7月4日.