♪こんにちは。秋晴れの日曜日の午後・・・如何お過ごしですか?
私は、朝一番のお仕事を終え<お手製お弁当>を頂いたところです。
昨晩の映画<海猿>は観た?私は恥ずかしながら<海猿>が大好きだ。
が、ホントは二時間のお話はいらない。ラスト20分が好き・・・<正義感>と<仲間を死なせない>と<仲間を信じる>これだけで泣ける。私にとっては<良い映画>なのだ。
私は<誠実>と<正義>と<如才ない>という言葉が好きだ。これらの<意味>を手帳の最初のページに書留てある。
多分、私はこの3つに当てはまる<人>になりたいのだと思う。なれるように日々、肝に命じてもいる。
今週も、お客様から嬉しく、心温かいお言葉を頂戴した。本当に<ありがたく>・・・私が泣いた。
ご紹介でご来店頂いたA様。10年のお付き合いになる方だ。初めて10年前のお話をしてくださった。
どうして私の元にいらしたか・・・だ。
当時のA様は<心と体>が病んでいたそうだ。そんな時、あるお客様から「康子さんという人がいる。きっと貴女の力になってくれる。心が癒されるから行きなさい」と紹介を受けたそうだ。A様からしてみたら私は若輩の<ひょっこ>に過ぎない・・・当時のA様の胸中も体調も知らない私は、普段通りに接した。
A様は当時を振り返り「あの時の私はね お肌が綺麗になるとかよりも 康子さんの所に来れることだけで良かったのよ。貴女には何とも言い難い <何か> があった」と仰る。そして「今はね もっと<上がれ!> もっと綺麗にして!っていう思いよ」と美しい笑顔をくださった。
<おめでたい私>はA様に「本当に 私に会えて良かった?」と聞いた。「勿論!だから10年続いているんじゃないの」と返してくださった。
14年のお付き合いのM様。<立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花>・・・この言葉が相応しい方だ。
はじめてM様の心の叫びを聞いた。週一でご来店のM様が一ヶ月お見えにならない。ご予約のお電話を頂いた。
いつもと声のトーンが違う。お顔が合うとM様の瞳は涙が溢れている。「どぉ~した?なにかあった?苦しければ 苦しいと言ってしまぇ~。辛いなら 辛いと言ってしまぇ~。」人生の大先輩にこうした<もの言い>ができるのも・・・長いお付き合いだからだ。
「右足が前に出ない。なんとか歩けるけど・・・真っ直ぐに歩けない時がある。<脳>かもしれない。」と言う。暫くお話を聞き私が言ったこと。
「<脳>じゃない。たぶん<脳のMRI>を撮っても異常はないと思う。でも一番先にやるべきは<これ>だから。次はDr.の言う通りに進めれば良い。良い?できる?勇気を出して病院に行くの!」。サロンから目と鼻の先のご自宅まで手を繋いで歩いた。
「M様 こうやって歩こう!こういうのも 良いもんじゃない?」「母と娘みたい!」とM様が悲しげに笑った。木曜日<脳のMRI>異常なし。来週は<脳神経科>・・・Dr.は問診では「問題はないだろう」と言った。M様の声のトーンが戻っていた。
私のこの小さなサロンは、ケラケラと声の上がる笑い声もあれば、辛く苦しい涙もある・・・それで良いの。
人には<心>があるんだもの。
が、私は<嘘つき>と<ずるい>奴が嫌いだ。この二つが垣間見えた時・・・私は<その人>から静かに離れる。
今夜の最終回<半沢>は「やられたら やり返す 100倍返しだ!」が決め台詞のようだ。
正直に言おう。私 <半返し>したい奴がいる。<半返し>・・・どうしょうかなぁ~。^^
<正義感>の強い私が<半返し>で終わるはずがない・・・1000倍返しになるだろう。なぁ~んてね。
今、ニヤリと口角の上がった<あなた>は私の<心友>です。
では、また金曜日に。水・木はお仕事に専念致します。
ごきげんよう。